第3章 亡者の戦慄

第2節 黒幕を突き止めろ!

前へ 目次へ 次へ
ギャバンの死体が盗まれ、それを取り戻すためにパーティは必死・・・と思いきや、「死体だし急いでも仕方がない」と開き直る始末(笑)朝食をゆっくりと取り、のんびりした後で、ようやく捜索を開始する(笑)
GM 「で北・・・というかギャバンの霊が見えた方へ向かっていると、後ろから呼び止める声がしますが」
ミアータ 「ん?」
GM 「後ろを見てみますと、いかにもだっさーなヤンキー軍団がおります。ヤンキーというか、まあ田舎もんのチンピラって感じな連中ですね。ボスらしきヤツはリーゼントをばっちり決めてます(笑)」
ミアータ 「とりあえず、ほっとこう」
ナイトセイバー 「そうだな、ほっといて先を急ごう」
GM(ヤンキー) 「待ちやがれ!!」
ナイトセイバー 「待つ義理はないな」
GM(ヤンキー) 「・・・えーと、そこの嬢ちゃん待ちな」
ミアータ 「ナンパお断り」
GM(ヤンキー) 「ちょっと来てもらおうか」
ミアータ 「いや」
GM(ヤンキー) 「だったら腕づくでも来て貰おうか」
ミアータ 「こっちの頼もしいボディーガード(男3人を見て)が相手してくれるって」
GM(ヤンキー) 「おう、そこの奴ら勝負しやがれ」
ナイトセイバー 「だから、勝負する義理は無いだろう」
GM(ヤンキー) 「勝負しろって言ってるんだ~」
ナイトセイバー 「理由が無いじゃないか」
GM(ヤンキー) 「そこのお嬢ちゃんを置いてけば良いんだよ」
ナイトセイバー 「置いてく理由もないだろう、正当な理由を言えば相手してやろう」
GM(ヤンキー) 「・・・・頼まれたんだよ!!金でな」
ミアータ 「正当な理由だ(笑)」
マーティス 「誰に頼まれた?」
GM(ヤンキー) 「そいつは言えねえな、知りたかったら俺たちを倒してからにしな!!」
マーティス 「しょうがないな相手をしてやるか(にやり)」
ミアータ 「ツィックラー、スリープクラウドよろしく~♪」
GM 「では戦闘ですね。えー、何せ相手は一般人なので・・・。めんどくさのでボス以外は全部寝た(笑)。『お、お前ら!! ふふ・・・なるほど、そこまでしてタイマン勝負がしたいのか』」(一同笑)
マーティス 「じゃあいいや、俺が戦おう」
ナイトセイバー 「眠った連中はまとめて縛っておこう。じゃあ後はマーティスよろしく~」

戦闘に入るが、マーティスの最初の一撃でクリティカルが炸裂、1ラウンドで相手を昏倒させる・・・
GM 「えー、彼はどくどくと血を流しているが、かろうじて生きてる」

(生死判定ギリギリセーフでした・・・。というかクリティカルを失念してたね。SWではこうしたアクシデントが一番怖いかも)
ミアータ 「ボスは死んだら困るので応急手当やっておく」
GM 「じゃあ、彼は何とか助かりました」
ギャバン 「一体、彼らはなんだったんだろうなぁ」
マーティス 「一応、事情を聞き出しておくか」
ナイトセイバー 「じゃあ、縛り上げた状態で、たたき起こして尋問しよう」
ミアータ 「さあ、きりきり喋ってもらいましょうか~」
マーティス 「とりあえず、依頼してきた奴の事をしゃべってもらおうか」
GM(ボス) 「そこのお嬢ちゃんを誘拐してきたら金をやるって言われたっす」
ミアータ 「で、どこに連れてく話だったの?」
GM(ボス) 「待ち合わせ場所があるから、そこに特定の時間にくればいいって言われたっす」
ナイトセイバー 「場所と時間は?」
GM 「『村はずれの場所に夕方っす』とあっさりとしゃべった(笑)」
ミアータ 「そうか、そんなところに(笑)」
マーティス 「とりあえず、そこに行くか」
ミアータ 「でもギャバンの死体を捜すのはどうしよう?」
ナイトセイバー 「ああ、そうか。まあでも一応、防腐剤もついてるしさ当分は持つんじゃない?、シリカゲルかも知れないけど(そりゃ乾燥剤)」
ギャバン 「ぬぁあ~(泣)」
(一同笑)
ナイトセイバー 「(ミアータに)ほら、もしかしたら、そこからギャバンの行方の糸口が見つかるかもしれないじゃん」
ミアータ 「もしかすると、関係者かもしれないってこと?」
ナイトセイバー 「シナリオ的にはありかなと(笑)」
ツィックラー 「あまり、そういう事は考えないでくださいよ」
(一同笑)
ミアータ 「ちなみに今は何時ごろ?」
GM 「お昼すぎって所です。待ち合わせまで、結構余裕あるよ」
ナイトセイバー 「ちょっと考えたのは、マーティスにそれっぽい格好させて、お嬢を捕まえてた風に見せかけて罠に掛けるのも手かな~なんて」
ミアータ 「なるほど、マーティスならチンピラっぽいしね」(一同笑)
マーティス 「よしその手で行くか。というかそれしかないだろう(と楽しそうに断言)」
ミアータ 「それじゃあ、約束の場所に先回りしといて、罠でも作っておこうか」
ナイトセイバー 「よっしゃ」
ミアータ 「じゃあ、罠作ってみよ~、ってレンジャーの技能を持っている私の役目か・・・14で出来た」
GM 「ツィックラー君は、『僕の作った罠はなんだかバレバレですねぇ』って言ってる。ちなみに達成値9でした」
ナイトセイバー 「うわ、ばればれ、ツィックラーその罠、取り除いてきなさい」
ミアータ 「ふつう、好青年は罠なんか作らないんだよ(笑)」
ツィックラー 「はっ、好青年を目指してたんだっけ!!(笑)」
ギャバン 「忘れないでください!」

ここでパーティは囮を使って敵の正体を探ろうとします。
もちろん囮にはお嬢様、そして捕まえたチンピラ役はマーティスが引き受けます。

そして敵を待ちかまえますが・・・
GM 「というわけで夜・・・いつのまにか取引の時間近くになりました」
ギャバン 「そういえば、私の移動速度って早いんですか?」
GM 「いや、あんまり早いと便利なんで(笑)人間と同じでいいや」
ナイトセイバー 「一瞬しか現れられないわ、移動も人間と変わらないわ、役にたたね~なぁ(ばっさり切り捨てる)」
ギャバン 「・・・。まあ、しょうがないです、敵に姿が見えないだけでもいいです、私が偵察に行って来ましょう」
ナイトセイバー 「おいらはすでに隠れておくから。(コロコロ)9か・・・」
ミアータ 「ナイトセイバー、ばればれー♪」
ナイトセイバー 「おっ、ばれて~ら♪(笑)」
ギャバン 「き、きみたち・・・。能天気すぎる」
GM 「では時間になりました。フードをかぶった体格のいい男が3人、こちらに向かって来るのをギャバンが発見します」
ギャバン 「これを何とか知らせないと、ダッシュで戻って、えーツィックラーのメモに3人きたって書く」
GM 「それじゃあ、チェックしてみて」
ギャバン 「(ダイスを振る)わーお、絶好調6ゾロ」
GM 「じゃあ、ツィックラーの首から掛けていたペンがひとりでに動き出してメモに『3人きた。By ギャバン』と」(一同笑)
ギャバン 「さあ、ツィックラーみんなに伝えて好青年となるのです(笑)」
ツィックラー 「やだなあ、もうギャバンてば、ふう・・」(と言ってぱたりと倒れる)
ナイトセイバー 「気絶してる~(笑)」(一同笑)
ギャバン 「(慌てて)うわぁ、そ、そうだ、メモをお嬢様に渡そう・・・(ダイスを振るが出目が3)・・・ぽりんきー(泣)」
ナイトセイバー 「言ってる意味がわからない(笑)」(一同笑)
GM 「えー。じゃあね、お嬢様気が付くかどうかチェックしてみて」
ミアータ 「はーい。11」
GM 「えーとね、ツィックラーが倒れるのが見えた」
ミアータ 「え?なんで?」
GM 「そっちを見ると誰かの手がツィックラーの落としたメモを握っているのが一瞬見えた」
ミアータ 「げっ、こわっ」
(一同笑)
ギャバン 「怖いじゃないでしょ、お嬢様!!お嬢様を育んで10何年、解るでしょう私の手だって」
ミアータ 「だって手しか見えてないんでしょ、そりゃ怖いさー(笑)」
ギャバン 「見覚えのある大きい暖かい手、とかあるじゃないですか!!」
ミアータ 「ツィックラー倒れてるんだよね、敵?敵?(笑)」
ギャバン 「ぬあああ、じゃあメモを指差す」
GM 「まあ、メモには気付くでしょう」
ミアータ 「ところで、私って今、捕まえられてる振りしてるんだよね」
マーティス 「そのはず」
ミアータ 「じゃあ、一応ロープとかで縛られてるだろうから、『マーティス、なんかツィックラー倒れてメモが(笑)』」
GM 「なんだか、敵がきたのを知らせるだけでずいぶん時間掛かってるなあ(笑)」
マーティス 「こんな事してる間に来ちゃうかもな、とりあえずメモを拾う」
GM 「拾ったところで敵がきた」
ギャバン 「のぉおおおおぉ~(泣)」
(一同笑)
マーティス 「とりあえず、ツィックラー起こさないとな(笑)」
ギャバン 「結局、私足引っ張ってるだけじゃないですか(溜息)」

結局、変な状況のまま敵とご対面(笑)
GM 「敵は『おお、捕まえてきたか』と言ってるよ」
マーティス 「ああ、捕まえてきたぞ」
GM 「というところでフードを脱いだ。で、そいつは目がとろんとしてて、イってます」
ナイトセイバー 「顔に見覚えはない?」
GM 「ないです、えーとじゃあね、みんな知力+冒険者LVチェックして。10以上ならわかります。普通の人に比べると手がごつごつしてて、農作業か何かをしていそうな感じだ」
ギャバン 「はあ、なるほど、つまりこんな事をする様なタイプの人間ではないってことですか」
マーティス 「かたぎの連中か・・・サポートするから泳がせてもいい?」
ナイトセイバー 「ああ、なるほどね♪」
ミアータ 「OK~」
ギャバン 「くれぐれも気をつけてくださいよ~」
マーティス 「追跡の目印に落として置けるようなもの・・・、紙でいいや、千切りながら使えば十分だろう。あと、結んであるロープもすぐ解けるように緩めておく」
GM 「じゃあ、連れて行かれるわけだね」
マーティス 「待て待て。重要なものを忘れているぞ。金だ、捕まえてきたんだから報酬をくれ」
(一同笑)
GM 「そうするとフードの男は500を差し出してくるよ」
マーティス 「出されたものは貰っておこう。労せずに500GETか(笑)」
ミアータ 「じゃあ、私は鼻歌歌いつつ連れて行かれよう(楽しげに)」
GM 「そういう事で、連中はミアータを連れて行きます」
ナイトセイバー 「鼻歌はまずいんじゃないか(笑)」
ギャバン 「お嬢様、もっと捕虜らしくしてください~(焦)」

敵のアジトへと連れられるミアータ。それを追跡する一行。その途中で・・・
ナイトセイバー 「ところでさあ、そのメモなんだけど。ギャバンって書いてあるけど、これ・・・ギャグ?(笑)」
ツィックラー 「いやあ、なんか勝手にペンがメモ帳の上を走り出しまして・・・(笑)。え~と、他に表現のしようがない」(一同笑)
マーティス 「ツィックラーは冗談やギャグが苦手だからな。本当の事なんだろう」
ナイトセイバー 「んでもって、俺の幽霊探知機には引っかかっている、と。じゃなに?ギャバンって霊状態ってことか?」
ツィックラー 「状況証拠だけですけどね。どうします?お嬢様は捕まっているし、ギャバンの件もあるし」
ギャバン 「よ~しよし。どうやら私の努力が実ったようですね。皆さ~ん、はやく気づいてくださ~い(懇願)」
マーティス 「俺はべつにどうでもいいんだが。金も貰ったし(笑)」
ギャバン 「やっぱそれかい!」
(一同笑)
ミアータ 「え~?もうギャバンの存在に気づいちゃうの?面白くな~い」
ギャバン 「お嬢様!なんて発言を!ってゆーか、この場にいない人間の発言は認めませんっ!!」
ナイトセイバー 「ある種、おっさん(ギャバン)もいないことになってんだけど?」
(一同笑)
GM 「そうしていると、そのギャバンの感情に左右されたかのように姿が浮き上がったり消えたりします・・・(笑)」

・・・・・ということで。この状況下でギャバンが必死こいて説明します。ツィックラーのメモ帳を介してですが、なんとか存在は理解してもらえた模様。しっかし何気にお嬢様はほったらかしですかい?
ナイトセイバー 「ああっ!忘れてた(本気らしい)」
ミアータ 「忘れないで~」

ミアータは果たして何処へ連れて行かれるのか!
その前にパーティは見失わずに追跡ができるだろうか?(笑)

前へ 目次へ 次へ