第3章
Burning Sword!

第四節 <炎の地>へ

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GM 「じゃあ馬を潰すつもりで走らせれば一日で着く。とりあえず<炎の地>の裾野までやってきたよ」
マナレス 「で、この火山の中心に例の聖地があるんでしょ?」
GM 「そう、標高的には火山の中腹ぐらいかな。『そこに<炎の聖地>への入口があるわ』とキンツェム」
マナレス 「じゃぁ道案内はキンツェムに任せればいいワケか」
アルセスト 「よし、行くぞ!…プリウェン、俺を守っておくれ(笑)」
一同 「あ、やっと出たよ(笑)」
マナレス 「どーりで話の進行が早かったんだよな(笑)」
GM 「しかしそこまで行くには溶岩地帯がはばんでいるわけですよ」
アルセスト 「なにぃ~?…魔法かなんかで切り抜けられんのか?スティーブ?」
スティーブ 「少なくとも溶岩を防ぐような魔法はない…」
マナレス 「ここまで来て打つ手なしってこと?なんか抜け道とかないのか?」

この後パーティーは溶岩地帯を抜けるために無い知恵を絞るが、結局解決策は出ないまま。しょうがなくキンツェムの知恵を拝借することにした。
ダグラス 「キンツェム、なんとかならんのか…」
GM(キンツェム) 「…しょうがないわねぇ…ホントは使いたくなかったんだけど、魔法で切り抜けましょ」
アルセスト 「ってゆうかわかってたんなら初めから使えや!(怒)」
GM(キンツェム) 「あ~、なんかやっぱやめたくなってきたかも」
アルセスト 「くぅぅがぁ~!(怒)」
マナレス 「まままままま~!リーダーここは抑えて、抑えて!(ヘコヘコした態度で)ま、宜しくお願いしますよ、キンツェム先生!」

とゆー事で炎の地のマグマは、キンツェムの魔法で切り抜けたのだった。
GM 「じゃあ、その溶岩地帯を抜けて、<炎の地>の麓までやって来た」
マナレス 「『ありがとうキンツェム』と言って先を進む。『いざ進め』」
GM 「じゃあ、山の六合目くらいまで登ってくるとね、巨大な洞窟の入り口が見つかった」
一同 「お~(嘆)」
ダグラス 「この奥に目指す<聖地>があるワケか?」
GM 「そう。“滅びの亀裂”と呼んでくれ(笑)」
アルセスト 「あ~、なんかもしかして『指輪物○』のクライマックスっぽいんだ(笑)」
マナレス 「そ~だよ。そんなの前から思わなかったか? 俺<ファイヤーブリンガー>の時から思ってたよ(笑)」
GM 「だからこれなんか“火竜山”のイメージより“ゴルゴロス”だもん」
ダグラス 「“火竜山”の元ネタがそっちだったりして(笑)」
サライ 「ま、深読みはよそうよ」
マナレス 「じゃあ最後は<フレイムマスター>と共に『いとしいしと~♪』とかなっちゃうの?(笑)」
スティーブ 「(無視して)…松明点けといたから」
アルセスト 「よし!準備万端、突き進むぞ!」
GM 「じゃあ洞窟内へと入っていく。しばらく進んでいくと地熱でだんだん熱くなってくるね。特に金属鎧なんか着てる人はかなり熱くなってきたよ」
アルセスト 「心頭滅却すれば火もまた涼し(笑)」
マナレス 「でも、ダラダラだよリーダー(笑)」
GM 「で、さらに進んでいくと徐々に通路の幅が広くなってきたよ。それから温度と共に、硫黄の臭いとかもかなりきつくなってきた」
アルセスト 「ダグラスの体臭が…(笑)」
ダグラス 「……(一瞬アルセストに視線を送る)」
アルセスト 「今、すげー怒ってなかった?(笑)」
ダグラス 「………」
アルセスト 「おいといて…突き進む」
GM 「それからさらに30分ぐらい歩いて、まもなく聖地に到着しようというあたりまで来ると、洞窟の先から赤い光が漏れてくる」
マナレス 「なんか『幻魔○戦』状態になってきたな(笑)」
GM 「(古いぞ、お前…)で、ついに聖地とおぼしき、だだっ広いフロアに出たね。フロアの端の方はもう直接火口に接してる感じかな。で、その火口のすぐ脇の所に、一人の黒いローブを着た魔法使いがいて、<フレイムマスター>を掲げて、何やら呪文を詠唱して復活の儀式を行っているよ」
マナレス 「いたぞ~!」
アルセスト 「まるでカーディス復活の儀式の様な…(笑)」

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