第3章
Burning Sword!

第二節 ガダン・アルスとの決着!

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とゆーわけで、パーティーは<ムーンヘッド>で保存食や魔晶石等を買い込み街道を馬車で移動、その後は徒歩で<大クレーター>の外輪山を登ることとなった。
GM 「じゃあ、大クレーターの外枠ってゆーか、阿蘇山でゆ~所の外輪山の上まで登って来たよ。はるか彼方に巨大な塔が見えますね」
マナレス 「リーダー、正面突入でいいのか?」
アルセスト 「うん、とーぜん。ドラゴンスレイヤーに不可能はないからな!(威張り)」
GM 「まあ、立地条件からいって正面突入以外は出来ない。つまりクレーターの真ん中に塔がポンと建ってるから、見つかる時は見つかるし」
アルセスト 「罠にあえて乗り込んでゆく。それを俺達が倒す! 燃える設定やんけ(笑)」
マナレス 「そう、やっぱこうルリメラが水晶球を見て、『フフフッ、来たな』状態(笑)。だって抜け道あったって水晶球で『バカめ。ワナだ』ってどっちにしろバレるんだよなぁ(一同爆笑)」
GM 「まあ、それは真理だな」
マナレス 「でやっぱキンツェムがいると『ムムッ?キンツェムか!?』ってゆ~このノリで…(笑)」
アルセスト 「だいたいなぁ、女を誘拐して<フレイムマスター>を手に入れるような三流魔法使いがだなぁ、勝てるワケねぇんだよ、俺達に!(ドキッパリ)」
マナレス 「リーダー、頼もしいぜ!」
アルセスト 「な? 本当に強い魔法使いだったら『ウハハハハッ』って現れて全滅させていくだろう?(一同笑)」
マナレス 「いや、違うぞ。それは確かに一流魔法使いかもしれんが、“悪役魔法使い”では決してないぞ(笑)」
GM 「でまあ、その塔の事話しておくと、この塔自体が神話時代から存在していたらしいね。ラフィーネも古代帝国の時代には建っていたという事ぐらいしか知らなかったらしい」
マナレス 「でまあ、最終的には正面突入しかないという事になったワケだ。じゃあ行こう、その塔へ」
GM 「じゃあ、大クレーターの中央部、その塔の前までやってきたよ。で、巨大な扉が立ってるね」
アルセスト 「じゃあ扉をぶち開けて叫ぶ!『出てこい、てめぇら!』」
GM 「なら扉が開いたよ。だけどそこには誰もいない(笑)」
アルセスト 「なぁにぃぃぃ~!?」

とゆーワケでルリメラの塔の中を捜索するプレイヤー達。だが塔の中には人っ子一人いないのであった。約30分の捜索の後、この塔にはもう誰もいないという結論に達したパーティーは、スゴスゴ塔を出ようとするのだったが…。
GM 「んじゃぁ塔の一番下まで降りたらね、入口から誰かが入ってきたぞ」
マナレス 「おぉ、やっと新たな展開が…」
GM 「どうやらガダン・アルスの中年デブと、お供の女魔法使いだ。『うっ、なんでお前らが!? 人が買い出しに行ってる間に』(笑)」
マナレス 「なさけな~」
アルセスト 「おいデブッ!! お前らよう、さんざん待たせやがるんじゃねぇ!」
ダグラス 「お前らセオリーとゆーヤツを知らんのか?この世界のっ!」
GM 「『だが人には食料が必要だ』(笑)」
マナレス 「そこで生活の臭いをだすなっ!」
アルセスト 「そ~だよな。ウォート(ロード○島)ってどうやって生活してたのかわからないもんな」
マナレス 「ここは一つ、カッコつけて『<フレイムマスター>はどこだ?』」
GM 「『フッフッフ。やはり取り返しに来たか』」
マナレス 「『あたりまえだ!』」
GM 「『残念だがここに<フレイムマスター>はない!』」
マナレス 「『な、なにっ!? ど、どこだ!!』って、あわてて言うよ。ワザと」
アルセスト 「『ルリメラとどこかへ一緒に行ったんだろう!?』」
GM 「『なかなか察しがいいな。ルリメラ様は今、<フレイムマスター>の封印を解くために<炎の地>へ行かれているのだ。封印さえ解ければ世界はルリメラ様のものだ!ワッハッハッ~!!』」
マナレス 「(突然)ア~ハッハッハッ。バカめ、ペラペラしゃべりおって。ワナにひっかかったな!(笑)」
GM 「『はっ!? し、しまったぁぁぁ~!!!』」(一同爆笑)
ダグラス 「マヌケすぎ…(笑)」
GM 「『い、今の企業秘密なのに~(泣) むぅ~、絶対貴様らを生かしては帰さぁ~ん!!』(笑)」

とゆー事で中年焼き鳥男(ガダン・アルス)と女魔術師との戦いが始まった。

まず女魔術師が≪フライト≫(飛行の魔法)で10メートル程浮き上がり、戦士の攻撃がきかない高みから攻撃魔法を連発してきた。

しかしそれを見たスティーブは、シェードで女魔術師の精神点にダメージを与えはじめる。そしてついに3ラウンド目にはクリティカルによって、女魔術師の精神点を0点=気絶させてしまったのだった。
GM 「くそ~っ倒されちまったなぁ。とりあえず生死判定を…」
スティーブ 「イヤ、生死判定は必要ない。女魔術師って10mの高さにいるわけだから、落下で即死だよ(冷静に)」
一同 「……(絶句)」
マナレス 「それはグチャグチャになってそうだ…。スティーブってちょっと怖いよね…」
アルセスト 「バカ言うな!ちょっとどころじゃないだろ(笑)」

一方アルセストとダグラスはガダン・アルスを挟み撃ちで攻撃!

アルセストはガダン・アルスの攻撃をヒラヒラかわしまくるが、いつものごとく自分の攻撃も当たらない…。

肉弾戦は不利と悟ったガダン・アルスは、ダグラスに対し<呪いの魔法>をかける。抵抗に失敗したダグラスは武器をもてないという呪いにかかってしまうが、1ラウンド後にはダグラス自身の<リムーブカース>(呪いの解除)の魔法によって打ち消されしまうのだった。

激怒したダグラスはついに必殺の一撃をかます!そしてついにガダン・アルスは地面に倒れ伏すのであった。
ダグラス 「一応最後に俺が仕留めたから。敵将焼き鳥男、討ち取ったり~」
アルセスト 「それはオレに対する当てつけか?(笑)」
GM 「で、両方とも倒したよ。女魔術師の方は死んでいる」
アルセスト 「最後にいたずらでさあ、デブの顔かなんかにラクガキしてってやる。『貴様はあと三日でゾンビになるぞ』(笑)」
サライ 「…楽しそうだね、リーダー(冷静に言い放つ)」(一同笑)
マナレス 「す、すごいツッコミ…(笑)。で、キンツェムは男を殺す事に反対するのかなぁ?こっちとしてはデブを殺しておきたいんだけど。リーダーはどう思う?」
アルセスト 「俺は殺したく無いけど。コイツ楽しいから(笑)」
マナレス 「す、すごいな…。でもキンツェムのこと考えると、殺さない方がいいのかな?」
アルセスト 「いいよ、いいよ。弱いから大丈夫だよ、こいつ」
サライ 「強かったんじゃないの。誰よ、ダメージ与えられなかったのは?」
アルセスト 「俺、与えたよダメージ」
GM 「一発だけな」(一同爆笑)
アルセスト 「…ダグラスと一緒にすんなよ(泣)」
マナレス 「わかった、わかった。でリーダーの決断で、ほったらかしにして行くって事だね?」
アルセスト 「そうそう、さっさと<炎の地>へ向かうぞ! 食料はかっぱらってな!(笑)」
ダグラス 「で、アイテムは売っぱらうと(笑)」
マナレス 「ま、これもルガーナを助けるためだ!(力説)」
サライ 「すごい理由…(笑)」
アルセスト 「さ~て、これで<炎の地>へ向かうわけだが…いったいルリメラは<炎の地>のどこへ向かったってゆーんだよ!?」
GM 「それについてはキンツェムが知っている。『<炎の地>の中腹には亀裂があって、巨大な洞窟のようになってるの。で、その奥には炎の力が最も集まる、<炎の聖地>があるという話なのよ』」
ダグラス 「なるほど、そこにルリメラがいると。ぐずぐずしてる場合じゃないな、急ごう」

ついに<炎の地>へと向かうことになったアルセスト達。はたしてそこで待ち受けるルリメラに、勝つ事ができるのであろうか…。

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