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さてさて、実はその化け猫はリュンクスという結構強いモンスターなのだが、そんなことはダグラスにはわからない(笑)。その巨大バケ猫にカッコつけて戦いを挑んだダグラス。
しかし、しょっぱなに牙と爪による連続三回攻撃をくらって、いきなり瀕死の重傷になってしまう!(ダサダサ)なんとか回復魔法で急場をしのぐが、防戦一方で全く手が出ないのであった。
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ダグラス
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「こいつ、思ったより強いぞ!」
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GM
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「まぁ一応6レベルモンスターだからね」
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アルセスト
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「6レベルだぁ~!? (ダグラスに)俺らが行くまで防御に専念しといた方がいいんじゃないか!?」
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ダグラス
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「いや、ぶった斬る!(なんか怒ってるようだ)」
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サライ
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「ぶった斬るって、あんた…『殺さず』じゃなかったの?」
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ダグラス
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「いや、俺は人間以外はよ~しゃなくぶった斬る事にしてるから(笑)」
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アルセスト
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「なんか趣旨が変わってきてるぞ、お前!(笑)」
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という事で戦闘を続ける事にしたダグラスは、3ラウンド目には起死回生のクリティカル・ヒット!しかしそこには意外な伏兵が待ち受けていたのであった…。
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GM
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「じゃぁ3ラウンド目の終わりにね、小男が隠していた短剣を抜いて、ダグラスに襲いかかってくる。『フハハ~ッ!ワナに引っかかったなぁ~!!我はガダン・アルス様につかえるホワイトアイ兄弟の一人、末弟のライアンなりぃ!』」
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サライ
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「名乗ってどうする!?(笑)」
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マナレス
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「なにぃ~、敵だったの!? やばいじゃん、ダグラス…挟み撃ちだよ!?」
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ダグラス
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「(冷たく)はは~ん、なるほどね…」
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サライ
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「ってことはその化け猫は、そいつのペットなワケね」
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GM
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「いや、化け猫にはマジで追われてただけだから(笑)。森の中に罠を仕掛けてる最中に猫に襲われて、逃げてるうちに偶然キミらに遭遇したの」
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マナレス
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「情けな~(笑)」
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GM
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「そんなわけでライアンの攻撃ね。15!」
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ダグラス
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「(コロコロ…)低い、低すぎる…12!」
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GM
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「ダメージ10発受けといてね」
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ダグラス
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「(小男に向かって)貴様、この後どうなるか覚えとけよ!(激怒)」
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アルセスト
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「ってよりそのラウンドには俺達がかっこよく駆けつけるわけだな(笑)。『お前のようなデブのザコ部下が、俺ら超絶美形軍団にかなうと思ってか!』」
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マナレス
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「超絶美形って…スティーブもはいってんのか!?(笑)」
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サライ
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「つーか全然かっこよくないよ、その登場シーン…」
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GM
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「で、ライアンが君達をみるとね、『挟み撃ちとは卑怯なりよ~』とか言っていきなり降参した(笑)」
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い、いきなり降参ですか(笑)。その後5人そろったパーティーにとって、化け猫リュンクスはたいした敵ではなかった。スティーブの魔法≪ホールド≫(束縛の魔法)で動きを止めると、サライの弓とスティーブの魔法による遠距離攻撃の嵐!魔法の盾プリウェンを持つ絶対防御に自信ありのアルセストだけが接近攻撃をしかける!(が…ダメージはしょぼい(笑))しかし何故かリュンクスに最後のとどめをさしたのは因縁あるダグラスだった…。結局おいしいところは持ってくんだよなぁ、こいつ
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マナレス
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「で、小男は縛って転がしてあるんだよね? 『おう、ワレ~、何様のつもりだぁ~ん?』」
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GM
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「『ひ~っ、命だけはお助けを~』と命ごいしているね」
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ダグラス
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「ふざけた事ぬかしてんじゃねーぞ!この“ピー”ヤロウ!!(マジギレ)」
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マナレス
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「たち悪いよねぇ。じゃあとりあえず、こちらの質問には素直に答えるよな?」
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GM
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「『はい、了解であります!(必死)』」
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ダグラス
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「そ~でもしなけりゃ、頭と胴体が永遠のお別れをする事になるしな」
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アルセスト
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「いや、答えてもお別れする場合も、みょ~に多いんだよなぁ(笑)」
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GM
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「『うぅ~、非道すぎるうぅ(涙)』」
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パーティーはライアンを尋問にかけて、情報を聞き出す。敵はガダン・アルスの他に、ホワイトアイ兄弟の残り4人が砦で待ち構えているとのこと。兄弟達はそれぞれ戦士、神官戦士、男魔術師、女魔術師で、なんと女魔術師はテレポートもつかえるレベルらしい。強敵だ。またガダン・アルスはラフィーネから、フレイムマスターに関する情報を無理矢理聞き出しているとのことだった。
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マナレス
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「なんかラフィーネ、<フレイムマスター>についてペラペラ喋ってそうだし、早く行かないとまずくないか?」
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アルセスト
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「そういうこと。でもその前にこの小男を捕虜として連れて行こうぜ。こいつと<フレイムマスター>交換ってわけにはいかないかな?」
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マナレス
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「いや~『お前などもう用済みじゃ~!』とか言われるのがオチだと思うけど」
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サライ
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「(平然と)じゃぁ後腐れないように、バッサリいっとく?」
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マナレス
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「(コワッ)…いや、一応正義のヒーロー(?)としては殺すのは人気が落ちるから、やっぱ捕虜ということで(笑)」
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GM(ライアン)
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「た、助かった~」
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ダグラス
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「まぁいいか…。そういうことで行こうぜ」
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