第4章

Egg Dance

第1節 ドラクエIII!?

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前回までの冒険
 剣と魔法の存在する島~ルガーナ島。この島で始まろうとしている大戦にネストール公国は援軍を派遣する事になった。
 そんな時期、アディア・ネストール大公は公国の宝剣である「ファイヤーブリンガー」の様子を調べに行ったまま行方不明になってしまう。
 そこでダグラス達一行は、宝剣が祭られている「禁断の洞窟」へと足を踏み入れるのだった。
 しかし時すでに遅く、大公はすでに宝剣とともに洞窟を去っていた。洞窟にすむゴブリンから得られた情報を頼りに、ダグラス達は北へと向かうのであった・・・。

ハイエスタット 「北へ行ったんでしょ?大公さん」
GM 「そう。ゴブリンシャーマンの話によれば、北へ行ったって事だ」
ダグラス 「とにかく北へ行こうぜ。北へ行ったっつーんだからよ」
ハイエスタット 「近くの街で、大公さんが立ち寄ったかどうか、情報でも聴いた方がいいんじゃない!?」
GM 「ここの北にある近くの街っつったら、公都だよ」

この後パーティーは、洞窟で出会った騎士と別れた。
ダグラス 「じゃあ公都へ行こう。オレ、大公は公都通ったと思うよ。顔隠しながら」
GM 「公都に戻るのね? じゃあ戻って来たよ」
アポトリス 「(レイバーに)なんかアレフガルドって長そうじゃねえ?」

(注:レイバーとアポトリスはなぜかドラクエIIIの話をしている)
GM (かんけーねーっつーの!!)
「あのね、戻って来たよん。公都に」
レイバー 「(アポトリスに)あのね、そう長くない」
GM (聞いてね~)
ダグラス 「えーとね、街の人々に聞いてみる。『大公さんのような人見ませんでしたか?』」
バルガルギルズ 「どういう聞き方してるんだ、おのれは(笑)」
アポトリス 「(レイバーに)どれくらい?」
GM (少しは参加しろ!)
「あのね、ほとんどの人はそれを聞かれても、知らないと答える」
レイバー 「(アポトリスに)えっとねー、ドラクエIと同じくらい。結構短めだけどね」
GM (なめてんのか!!)
ダグラス 「ほとんどの人って事は、ほんの一部の方々は知っているということだな」
アポトリス 「(レイバーに)やり始めてからピラミッドぐらいまでかかる?」
GM (きーてんのか、てめぇ!)
「いや、一部の方々も知らない」
レイバー 「(アポトリスに)いや、もっと長い」
ダグラス 「ってことは、公都を通り越したのか。じゃあ、さっさと行こう」
レイバー 「(アポトリスに)今、30レベルなんでしょ!? クリアーするには、あと10レベルくらい必要かな」
GM 「通り越す?」
ダグラス 「うん」
アポトリス 「(レイバーに)はやぶさの剣って何か意味あるの?」
ハイエスタット 「ここから北へ行くと何かあるんですか?」
レイバー 「(アポトリスに)あんまり意味ないって、今回は」
ハイエスタット 「(地図を見て)これ何?ここに書いてある『なんとかの森』ってのは?」
GM 「一応『トレントの森』と呼ばれているよ」
ダグラス 「とにかく行こう。ズンズンと北へさ」
アポトリス 「けど2回攻撃だよ、あれ」
バルガルギルズ 「それよりGM『け・い・け・ん・ち』」
レイバー 「う~ん、あんまり買ってないんだ。IIIの武器は」
GM 「あっ、そういえば皆さんにあげてなかったね。(ルールブックを開き)ちょっと待って・・・。えーとまず1000点で・・・モンスターの分の点が・・・」
アポトリス 「一応15000G預けてんだ」
GM ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レイバー 「15000G!?」
GM ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アポトリス 「そう。バラモスの所へ行ったんだもん。死んだらヤでしょ」
GM ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レイバー 「行ったの、バラモスの所?」
GM (もうしばらくお待ち下さい)
アポトリス 「弱いじゃんあいつ」
レイバー 「弱い?」
GM ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アポトリス 「うん。ボストロール二匹の方がずっとつええ」
GM ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダグラス (そいつは言えてる)
GM ・・・・・・・・・(あと少し)・・・・・・・・・
レイバー 「うわ~」
GM 「(やっと見つけた)モンスターが60点」
レイバー 「よく倒したなぁ」
ダグラス (バカ!おまーら話を聞け!!)

こういう苦い経験をしたGMは、結構いるはずだ! プレイ中の雑談はありがちだけど、はっきり言ってみんなの迷惑! 関係ない雑談はほどほどにしましょう。

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