第3章

Forbidden Dungeon

第5節 ゴブリンの依頼

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GM 「えっとね、しばらく進むと南と東に通路がある」
レイバー 「東に行こう」
GM 「5ブロック進むと、南側に大きい扉が有ってね、少し開いている」
バルガルギルズ 「通路は行き止まり?」
GM 「いや、そのまま東へ続いている」
レイバー 「じゃあ、またお嬢様に見てもらおうか」
GM 「フィリナは隙間を除きながら『部屋には祭壇みたいな物が有って、そこで二匹のゴブリンが何かごちゃごちゃ話しているよ』と言ってるよ」
ハイエスタット 「じゃあ入ってみましょう」
GM 「すると二匹のゴブリンのうち体付きのでかい方がこっちを見て、なんと人間の言葉を使って皆さんに話かけてきた」
ハイエスタット 「ゴブリンシャーマン(魔法を使うゴブリン)ですね? 敵対的じゃないの? 友好的?」
GM 「どちらかと言えば友好的だね」
レイバー 「おお、やっと話のわかる人・・・人じゃないな(笑)」
GM 「んで『あんたらなんじゃ、何者じゃ~』と話しかけてくるよ」

(そこにダグラスが帰ってくる)
レイバー 「さあ、ここはダグラス君」
ハイエスタット 「よろしく」
ダグラス 「ゴブリン? ゴブリンが話しかけてきたの?」(注:彼は帰って来たばかりで、状況を把握していない)

しばらくダグラスに状況を説明する
ダグラス 「ふーん。じゃあダグラス君曰く『見ての通り冒険者です』」

一同 大笑い
ダグラス 「あっ、だめ? んじゃあね、ここの洞窟になんか大柄でえらそうな顔した人、入って来ませんでしたか?」
GM 「『あんまり大柄じゃないけど来たぞえ』と言っている」
ダグラス 「その人どうなりましたか?」
GM 「『ん~、この部屋からなんか剣のような物を持ち出して、北へ向かって行ったぞえ』と言っている」
ダグラス 「どんな形でした?その剣?」
GM 「『どんな形しとったかは忘れたけど、なかなか立派な剣だったぞえ』」
レイバー 「その剣の事、あんたらは詳しく知ってるのかな?」
GM 「『いや、この部屋だけは魔法で封じられとったから、入ったことがないぞえ』」
ダグラス 「じゃあ洞窟を出て北へ行くか」
バルガルギルズ 「いや、この洞窟しらみつぶしに捜そう」
レイバー 「え、意味ないってもう。大公さん北へ行ったんだし」
バルガルギルズ 「捜せば他にもいるかも知れんぞ、怪物が」
レイバー 「もしかして全滅させる気?」
バルガルギルズ 「その通りぃ~!」
レイバー 「じゃあゴブリンさんに、あとどれくらいオーガーがいるのか聞いてみよう」
GM 「『う~ん1、2、3、4、あといっぱい』(笑)」
バルガルギルズ 「と言うことは、二匹以上いるわけだな」
レイバー 「あんたらにとってオーガーは邪魔?」
GM 「『うむ、奴等のせいで上の階に出られなくなってしまったからのォ」
ハイエスタット 「その方がいいんじゃないですか?」
GM 「なんで? オーガーの方が近辺の村とかに与える被害が大きいような気がするが」
バルガルギルズ 「あのなあハイエスタット。オーガーに荒らされるのと、ゴブリンに荒らされるのと、どっちがいい?(笑)」
ハイエスタット 「それじゃあ、ついでですから倒していきましょう」
GM 「『おお、それはありがたい!』と言っている」
ダグラス 「ったく・・・出しゃばりなエルフがぁぁ!!!(笑)」
レイバー 「じゃあゴブリンにバイバイして東へ行く。あ、その前にゴブリン達に『オーガーってどこにいる?』と聞こう」
GM 「『この上じゃあ』」
レイバー 「他には? あっ、この上にいるんだからゴブリンが上がれないんだよな。じゃあ、上の階まで戻って、最後にまたここの部屋ヘ行こう」

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