第3章
Burning Sword!

第七節 封印の旅へ

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アルセスト 「で、魔剣を鞘におさめる。とりあえず、キンツェムは生きてる?」
GM 「生きてるよ」
サライ 「じゃあ、起こしてあげる」
GM 「かなりボロボロだね、でも自力で動けるぐらいは、体力が残ってるみたいだ」
マナレス 「で、とりあえずルリメラの野望を打ち砕いたワケだね。俺達ヒーローじゃん」
アルセスト 「やった、ヒーローだ!(感激) でもまだドラゴンスレイヤーになっていない(悲)」
ダグラス 「(ため息と共に)終わった。精神的にマイったよ今回は」
マナレス 「まあ、でも結果オーライって事で」
GM 「でもキンツェム曰く『この<フレイムマスター>はこの世界にあっちゃいけないもの…だからなんとか封印しなくちゃいけない』」
ダグラス 「今度は封印の旅か」
GM 「そうだ」
マナレス 「おぉ~(感)」
ダグラス 「『奪取』の旅から『封印』の旅へ入るワケだな“フレイムマスター封印編”とか言って(一同笑)」
サライ 「まあでも前よりは、余裕があるねぇ」
ダグラス 「でもさあ、アルセストがウォータータウンの所で『<フレイムマスター>うんぬん~』て口滑らしただろ?絶対出てくるぜ~、前から後ろからつまらん三流以下のヤツラが(一同笑)」
GM 「それはありえるね。下手をすると国家権力が動くよ。で、キンツェムは『もうこの先十年くらい動きがとれないから、ここで帰るわ』」
マナレス 「待ってくれ、その前に<フレイムマスター>を封印するための知恵をかしてくれ」
GM 「『封印する為の方法? とりあえず生半可な方法だと、封印を解く者が出てくるかも』」
マナレス 「第二、第三のルリメラが出現すると」
GM 「ルリメラくらいならいいけどね。ベルヴェイグもいるし…」
サライ 「ま、要は私たちで内々に処理しなきゃいけないって事ね」
マナレス 「そーだね」
アルセスト 「でもさあ、事の元凶は全てラフィーネにあるんじゃないの?(笑)」
GM 「『……』かたまって白くなってるよ(笑)」
アルセスト 「でキンツェム、アンタは協力してくれないのか?」
GM 「『できればしたいんだけどね。今は体動かすだけで精一杯だから』と言ってよろよろと立ち上がるよ」
アルセスト 「それじゃぁ手を貸そう。『本当はオレ達の戦いなのに、巻き込んじまってすまないな』とか言いながら」
GM 「彼女はアルセストの手を借りて起き上がると、ついでにテレポートの指輪を受け取ったよ」
マナレス 「リーダーとキンツェムもびみょーに和解もしたことだし。じゃあ、ちょっと同僚に握手だよ」
GM(キンツェム) 「『呪いが解ける事を祈ってるわ』」
マナレス 「ありがとう同僚!」
アルセスト 「じゃあ、皆代わりばんこで握手して。う~ん泣けるシーンや!」
GM 「で、彼女は手を振りつつ、スーッと消えていった」
マナレス 「『さよ~なら~』っつってエンディングテーマに流れ込む(笑)」
ダグラス 「で、さ。今どこにいるんだっけ?」
GM 「炎の地。さあど~やって帰ろうか?(笑)」
一同 「………!」
ダグラス 「あ!…そ、そのフォーチュ○・クエストなみのオチはよしてくれ(一同笑)」
マナレス 「そ~だよ。オレ達キンツェムの魔法で、溶岩地帯抜けてきたんだよ!ど~やって帰ればいいんだよ、待って~キンツェムぅぅぅ~!!!(泣)」
アルセスト 「やっぱりドラゴンなんて誰が信用するものか~っ!!!」

ついに強敵ルリメラを倒したアルセスト達。しかしまだ<フレイムマスター>を狙う敵がついえたわけではないのだ。元凶である<フレイムマスター>を封印するために、アルセスト達の冒険はまだまだ続くのであった。

てゆーか、その前にこの溶岩地帯を無事帰れるのか…(笑)

<第一部 完>


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